整骨院、整体後の好転反応について
整骨院での施術、整体での施術後の好転反応が今まで出たことは、ありますか?
そもそも好転反応とは、何なのか?
好転反応とは、悪い身体の状態から回復する過程で出る反応のことを言います。
施術後、皆さんに好転反応がでるわけでは、ありません。また出てくる症状、好転反応の期間にも、個人差があります。一概に、この好転反応が出ますというのも、言い切れません。
なぜ好転反応が出るのか?
1つ目は弛緩性の好転反応
整骨院や整体で施術を受けた後、身体が硬くなっているところから、一気に緩むと身体が滞っているものが、同時に一気に流れていく。その過程で身体負担がかかり、だるさや、疲れ、微熱などがでることがあります。特に、施術の受けはじめは、この現象が出ることがよくあります。
2つ目は、過敏性の好転反応
整骨院や整体で施術を受けた後、一時的に神経が過敏に反応してしまうことがあります。自律神経の働きも関係してくるのですが、一時的に神経が過敏になると痛みに対しても普段より、感じやすくなったり、かゆみや、発汗などがあります。
3つ目は、排せつ性の好転反応
断食など、デトックス系にみられることが多いかなと思います。毒素や老廃物が外に出ていく際に、ニキビ、発疹、下痢など、内側から身体の反応が起こり出てくるものです。酵素ダイエットなどでも、起こったりします。
4つ目が回復の好転反応
身体が回復する際に、血液の流れが良くなったり、自律神経の働きが良くなったりする際に、身体に負担がかかり、一時的に微熱やだるさ、頭痛、吐き気など起こることがあります。
今までの身体から変わっていく際に、どうしても身体には負担がかかります。しかし、本当に身体を根本的に改善していく際に、身体には様々な変化が起こっています。その際に、好転反応は、出てくることもあります。
好転反応が出たら、どうしたら良いか?
好転反応が出ても出なくても、施術後は、代謝が良くなったり、血流がよくなったりするので、よく水分を取るようにすること。コーヒーやお茶にも、カフェインが入っているので、カフェインが入っていないものがいいです。カフェインには、利尿作用と言って、尿を促す作用が働いてしまい、余計水分を失ってしまうので、お水をとるようにしましょう。
あとは、身体がだるかったりしたときは、無理をしないでゆっくり身体を休むようにしましょう。施術後、身体が軽くなったからといって無理は、禁物です。十分に気を付けてゆっくりと休むようにしましょう。
睡眠が不足してしまう、身体の回復も遅くなってしまうので、睡眠時間を十分にとるようにしてください。
まとめ
整骨院や、整体、その他の療法にて、好転反応が出る場合があります。
- 弛緩性の好転反応
- 過敏性の好転反応
- 排せつ性の好転反応
- 回復性の好転反応
人それぞれ好転反応が出る人もいれば、出ない人もいるので、個人差があります。
この好転反応の期間も個人差もあるので、すぐに好転反応がなくなる方もいれば、数日続く方もいらっしゃいます。
対策、施術後は、よくお水を飲むようにしましょう。もともと一日に2リットルお水を取ったほうがよいと言われています。とりすぎて、ダメということはありません。コーヒー、お茶には、利尿作用があるので、注意しましょう。
あとは、施術後は、身体が楽になったからと言って無理は、しないようにしてください。また身体がだるかったりしたら、ゆっくり休んでください。
施術した日は、アルコールもなるべく控えたほうがいいです。より血流が良くなったり、アルコールによって、睡眠の質が低下してしまうと身体が回復が遅れてしまうので、気をつけましょう。