高速道路での追突事故がもたらした身体の異変
突然の衝撃が奪った日常の動き
高速道路を走行中、前方の渋滞に気づいてブレーキを踏んだ瞬間、後ろから「ドン」という大きな衝撃が襲ってきました。T様が経験されたのは、まさにこのような予期せぬ交通事故でした。
事故直後は興奮状態にあり、痛みをあまり感じなかったといいます。しかし帰宅後、徐々に首から腰にかけての広範囲に痛みが広がっていきました。特に首の動きが著しく制限され、上を向こうとしても目線だけが動き、首自体はほとんど動かない状態に。
このような交通事故による身体の痛みは、事故当日よりも翌日以降に強く現れることが多いのです。T様のケースでも、事故から数日経って「歩くと腰が痛い」「首がほとんど動かない」という症状が顕著になってきました。
過去の脳出血経験が生んだ不安
T様には過去に脳出血を経験された既往歴がありました。そのため今回の交通事故後、「また何か重大な後遺症が残るのではないか」という強い不安を抱えていらっしゃいました。
過去の経験から、初期対応の重要性を身をもって知っているT様。だからこそ、今回の事故後も適切な治療を受けることの大切さを痛感されていました。しかし初めての交通事故治療で、どこに行けばいいのか、保険の手続きはどうすればいいのか、分からないことだらけでした。
そんな中、奥様が夜遅くまでインターネットで調べてくださり、交通事故治療に詳しいいわつき整骨院を見つけてくださったのです。
初めての交通事故治療への戸惑い
交通事故に遭うこと自体が初めてのT様ご夫婦。保険会社からの連絡待ちの状態で、何をどうすればいいのか全く分からない状況でした。
整形外科では首のレントゲンのみを撮影し、「3番4番の椎間板が狭くなっている」との診断を受けましたが、腰の検査はまだ受けていませんでした。しかし実際には首だけでなく、歩行時の腰の痛み、背骨全体の違和感など、広範囲に症状が出ていたのです。
このような状態で来院されたT様に対して、いわつき整骨院では交通事故治療の専門知識を活かした包括的なサポートを提供することになりました。
交通事故後の身体に起こる変化とは
事故直後に痛みを感じにくい理由
交通事故に遭った直後、多くの方が「意外と痛くない」と感じることがあります。これは身体が興奮状態にあり、アドレナリンなどのホルモンが分泌されることで、一時的に痛みを感じにくくなっているためです。
しかし事故から数時間後、あるいは翌日になると、徐々に痛みが現れてきます。特に交通事故の場合、事故から2週間以内に様々な場所に痛みが出現するケースが非常に多いのです。
T様のケースでも、事故当日の金曜日はそれほど痛みを感じなかったものの、週末を過ぎて整形外科を受診する頃には、首から腰まで広範囲に痛みが広がっていました。これは交通事故特有の症状の現れ方といえます。
むち打ちが全身に及ぼす影響
交通事故で後ろから追突された場合、首だけでなく背骨全体が大きく揺さぶられます。これは「むち打ち」と呼ばれる状態で、首がムチのようにしなることから名付けられました。
しかしむち打ちの影響は首だけにとどまりません。背骨は首から腰まで一本につながっているため、首の衝撃が背中や腰にも波及していくのです。T様の場合も、首の可動域制限だけでなく、背骨沿いの痛み、腰の痛みなど、広範囲に症状が現れていました。
特に骨の関節部分には負担がかかりやすく、触診すると左右で硬さが全く異なる状態でした。右側が非常に硬くなっており、左側との差が顕著だったのです。このような左右差は、身体がバランスを取ろうとして無理な姿勢を続けた結果生じます。
炎症期における適切な対応の重要性
交通事故後の5日間は、身体の中で炎症反応が強く起こる時期です。この時期に無理にマッサージをしたり、筋肉を強く揉んだりすると、かえって炎症が悪化し、痛みが増してしまうことがあります。
そのためいわつき整骨院では、事故後の初期段階では電気治療と冷却を中心に行います。炎症を抑えながら、痛みを和らげていく治療法です。T様の初回治療でも、首を冷やしながら電気をかけ、無理な刺激を与えないよう慎重に施術を行いました。
炎症期を過ぎると、今度は硬くなった筋肉をしっかりと緩めていく治療に移行します。このように段階的に治療内容を変えていくことが、後遺症を残さないための重要なポイントなのです。
交通事故治療における整骨院の役割
整形外科との連携による包括的治療
交通事故治療では、整形外科と整骨院の両方に通院することが推奨されます。それぞれに異なる役割があり、両者を組み合わせることで最も効果的な治療が可能になるからです。
整形外科では、レントゲンやMRIなどの画像診断により、骨や椎間板の状態を詳しく調べることができます。また医師による診断書の発行も、保険請求や後遺症診断の際に必要不可欠です。
一方、整骨院では日常的な施術を通じて、筋肉や関節の状態を改善していきます。週に数回通院することで、硬くなった筋肉を継続的に緩め、関節の可動域を回復させていくのです。いわつき整骨院では、大和田整形外科と連携しながら、患者様に最適な治療プランを提供しています。
保険手続きの完全サポート体制
交通事故治療で多くの方が戸惑うのが、保険会社とのやり取りです。どのような書類が必要なのか、どんな補償が受けられるのか、初めての方にはわかりにくいことばかりです。
いわつき整骨院では、保険会社への連絡から各種書類の説明まで、交通事故治療に関する手続きを全面的にサポートしています。T様のケースでも、保険会社への連絡を代行し、治療費の請求方法や通院の仕方について詳しく説明させていただきました。
特に重要なのが、事故から2週間以内に全ての症状について診断を受けることです。後から「腰も痛い」と言っても、事故との因果関係が認められにくくなってしまいます。そのため初回来院時に、首だけでなく腰の検査も受けるよう整形外科への受診をお勧めしました。
慰謝料や休業補償についての適切なアドバイス
交通事故では、治療費だけでなく慰謝料や休業補償など、様々な補償を受けることができます。しかし保険会社から積極的に説明されないことも多く、知らないまま損をしてしまうケースが少なくありません。
例えば通院1日あたり最大8600円の慰謝料が支払われることや、主婦の方には主婦休業補償として1日6100円が支払われることなど、知っておくべき情報がたくさんあります。
いわつき整骨院では、このような補償制度について詳しく説明し、患者様が適切な補償を受けられるようサポートしています。T様のケースでも、奥様が週3日パートで働かれていることから、主婦休業補償の対象になることをお伝えしました。
T様の症状と初回施術の詳細
首の可動域が著しく制限された状態
初回来院時、T様の首の動きを確認したところ、驚くほど可動域が制限されていました。上を向こうとしても、目線だけが上がり、首自体はほとんど動いていない状態だったのです。
通常、首を後ろに倒すと顔が天井を向くくらいまで動きますが、T様の場合は数センチ程度しか動きませんでした。前に倒す動作も同様で、本来なら顎が胸につくくらいまで倒せるはずが、わずかしか動かない状態でした。
左右を向く動作も制限されており、振り向く際には首だけでなく身体全体を回さなければならない状況でした。このような状態では、日常生活で後方確認をすることも困難だったはずです。
背骨全体に広がる痛みと硬さ
首だけでなく、背骨全体に痛みと硬さが広がっていました。特に背骨の突起部分を触ると、通常はスムーズに並んでいるはずが、一部が出っ張っているような状態でした。
これは椎間板が狭くなっていることの現れで、整形外科で指摘された「3番4番の椎間板が狭い」という診断とも一致していました。しかし腰の部分も同様に出っ張りがあり、おそらくレントゲンを撮れば腰椎でも同じような所見が見られるだろうと予想されました。
触診では、左右の筋肉の硬さに大きな差がありました。右側が非常に硬く、左側との違いが顕著でした。一方、首の方は逆に左側が硬くなっており、身体全体でバランスを取ろうとしている様子が見て取れました。
腰の痛みと歩行時の違和感
T様は「歩いたりとかすると、腰に痛みがある」と訴えられていました。特に背骨の中央あたりに痛みが集中しており、動き始めの際に強い痛みを感じるとのことでした。
前屈の動作では、腰に重い感じがあり、十分に曲げることができませんでした。後ろに反る動作も痛みがあり、わずかしか動かせない状態でした。
うつ伏せになって背骨を押さえると、特に右側の腰部分に強い痛みがありました。これは骨の関節部分に負担がかかっているサインで、交通事故の衝撃が腰にも及んでいることを示していました。
初回治療での慎重なアプローチ
初回治療では、炎症期であることを考慮し、電気治療と冷却を中心に行いました。首と腰にそれぞれ電気パッドを貼り、適切な強さで電気を流していきます。
特に首の部分は熱を持っている可能性が高かったため、氷で冷やしながら電気をかけました。炎症がある時期に無理にマッサージをすると、かえって症状が悪化してしまうためです。
治療時間は約10分間。この日は無理な刺激を与えず、炎症を抑えることに専念しました。T様には「この先は筋肉をどんどん緩めていきますが、今日は炎症を抑えることが最優先です」と説明し、今後の治療方針についても詳しくお伝えしました。
交通事故治療で知っておくべき保険の知識
治療費は相手の保険会社が負担
交通事故の治療費は、基本的に相手方の保険会社が負担します。そのため患者様が窓口で支払う必要はありません。これは整形外科でも整骨院でも同様です。
ただし保険会社との同意が必要なため、いわつき整骨院では初回来院後、速やかに保険会社に連絡を取ります。T様のケースでも、翌日に保険会社に連絡し、治療開始の了承を得ました。
まれに保険会社から「整形外科の同意を得ていますか」と聞かれることがありますが、これは法的な根拠のない質問です。患者様には治療を受ける場所を選ぶ権利があり、整形外科の許可は必要ありません。
通院にかかる交通費も請求可能
意外と知られていないのが、通院にかかる交通費も保険で補償されるという点です。車で通院した場合はガソリン代として1キロあたり15円が支払われます。
公共交通機関を利用した場合も、実費が支払われます。タクシーを利用した場合も、必要性が認められれば補償の対象になります。T様のケースでも、事故当日はレッカー車を呼んだ後、タクシーで帰宅されており、その費用も請求できることをお伝えしました。
交通費の請求は、毎月行うこともできますし、治療終了時にまとめて行うこともできます。領収書を保管しておく必要はなく、走行距離や利用した交通機関を記録しておけば大丈夫です。
慰謝料の計算方法と金額
交通事故では、通院日数に応じて慰謝料が支払われます。基本的には1日あたり最大8600円が支払われ、これは実際に通院した日数と、治療期間全体の日数の2倍のうち、少ない方が適用されます。
例えば3ヶ月間(90日間)の治療期間中に60日通院した場合、90日×2=180日と60日を比較し、少ない方の60日分が慰謝料の対象となります。つまり60日×8600円=51万6000円が慰謝料として支払われることになります。
さらに弁護士特約に加入している場合、弁護士を通すことで1日あたり1万2000円に増額されることがあります。T様には車の保険に弁護士特約がついているか確認していただくようお勧めしました。
主婦休業補償という制度
専業主婦やパート勤務の方には、主婦休業補償という制度があります。これは家事ができなくなったことに対する補償で、1日あたり6100円が支払われます。
週30時間以内のパート勤務であれば、この主婦休業補償の対象となります。T様の奥様は週3日、1日6時間程度のパート勤務でしたので、この補償を受けることができます。
ただしこの主婦休業補償は、保険会社から積極的に説明されないことが多い制度です。知らないまま示談してしまうと、受け取れるはずの補償を逃してしまうことになります。いわつき整骨院では、このような見落としがちな補償についても丁寧に説明しています。
搭乗者保険からのお見舞い金
相手方の保険だけでなく、自分が加入している車の保険からも補償を受けられることがあります。それが搭乗者保険です。
搭乗者保険に加入していれば、5日間通院するごとにお見舞い金が支払われます。金額は保険の内容によって異なりますが、数万円程度が一般的です。
T様のケースでも、ご自身の保険会社に連絡されており、搭乗者保険の手続きを進めることになりました。これは相手方からの補償とは別に受け取れるものなので、忘れずに申請することが大切です。
後遺症を残さないための通院計画
初期の集中治療が重要な理由
交通事故治療では、初期の対応が非常に重要です。事故後2週間は症状が変化しやすい時期で、この時期にしっかりと治療を受けることで、後遺症のリスクを大幅に減らすことができます。
逆に初期対応を怠ると、痛みが慢性化してしまったり、可動域制限が固定化してしまったりする恐れがあります。T様のように首の可動域が著しく制限されている場合、早期から集中的に治療を行うことが特に重要です。
いわつき整骨院では、事故直後の患者様には毎日の通院をお勧めしています。「仕事が忙しい」「毎日は大変」と思われるかもしれませんが、将来的に後遺症が残ってしまうことを考えれば、この時期の集中治療は必要不可欠な投資といえます。
整形外科との並行通院の必要性
整骨院での治療と並行して、整形外科にも定期的に通院することが重要です。最低でも月に1回、できれば2週間に1回は整形外科を受診することをお勧めします。
これにはいくつかの理由があります。まず保険会社が治療の打ち切りを提案してきた際、医師の診断があれば継続の必要性を主張しやすくなります。また症状の経過を医学的に記録しておくことで、万が一後遺症が残った場合の診断書作成にも役立ちます。
T様のケースでは、首のレントゲンしか撮影していなかったため、次回整形外科を受診する際には腰のレントゲンも撮ってもらうようお願いしました。事故から2週間以内であれば、腰の症状も事故との因果関係が認められやすいからです。
治療期間の目安と症状の経過
交通事故の治療期間は、事故の大きさと比例すると言われています。軽い追突事故であれば1〜2ヶ月程度で改善することもありますが、T様のように高速道路での追突で車体に損傷があるケースでは、3〜5ヶ月程度かかることが一般的です。
治療の経過としては、まず最初の1〜2週間で炎症を抑え、その後2〜3ヶ月かけて筋肉の硬さを取り除いていきます。そして最後の1〜2ヶ月で可動域を完全に回復させ、日常生活に支障がない状態まで持っていきます。
ただしこれはあくまで目安であり、個人差があります。若い方や普段から運動習慣のある方は回復が早い傾向にありますが、高齢の方や既往症のある方は時間がかかることもあります。T様の場合、過去に脳出血の既往があることから、慎重に経過を見ていく必要がありました。
症状が改善してからも油断は禁物
痛みが軽減してくると、「もう大丈夫だろう」と通院をやめてしまう方がいらっしゃいます。しかしこれは非常に危険です。表面的な痛みが消えても、深部の筋肉の硬さや関節の可動域制限が残っていることが多いからです。
中途半端な状態で治療を終えてしまうと、数ヶ月後、あるいは数年後に症状が再発することがあります。特に天候の変化や疲労が溜まった時などに、古傷が痛むように感じることがあります。
完全に治療を終えるタイミングは、痛みがゼロになっただけでなく、可動域が完全に回復し、左右の筋肉の硬さのバランスも整った状態です。いわつき整骨院では、定期的に可動域の検査を行い、客観的なデータに基づいて治療終了のタイミングを判断しています。
日常生活で気をつけるべきポイント
事故後の過ごし方で回復速度が変わる
治療を受けることも大切ですが、日常生活での過ごし方も回復速度に大きく影響します。特に事故直後の2週間は、身体に無理をさせないことが重要です。
重い物を持つ、長時間同じ姿勢でいる、激しい運動をするなど、身体に負担をかける行動は避けましょう。T様には週3日のパート勤務を続けられていましたが、仕事中もこまめに休憩を取り、無理をしないようお願いしました。
また睡眠も非常に重要です。身体の修復は睡眠中に最も活発に行われるため、質の良い睡眠を十分に取ることが回復を早めます。枕の高さが合わないと首に負担がかかるため、バスタオルを折りたたんで高さを調整するなどの工夫も有効です。
自宅でできる簡単なセルフケア
整骨院での治療に加えて、自宅でのセルフケアも回復を早めます。ただし事故直後の炎症期には、無理なストレッチやマッサージは避けてください。
炎症が落ち着いてきたら、首や肩を温めることが効果的です。お風呂にゆっくり浸かったり、温かいタオルを首に当てたりすることで、血行が良くなり筋肉が緩みやすくなります。
また水分補給も重要です。筋肉の約70%は水分でできており、水分が不足すると筋肉が硬くなりやすくなります。1日1.5〜2リットルを目安に、こまめに水を飲むようにしましょう。
めまいや頭痛が出た時の対処法
T様は「動き出しにめまいがある」と訴えられていました。これは首の筋肉や神経が損傷したことによる症状で、交通事故後によく見られるものです。
めまいがある時は、急に立ち上がったり、急な動作をしたりしないよう注意が必要です。ゆっくりと動き、めまいを感じたら一度動作を止めて落ち着くまで待ちましょう。
頭痛が出た場合も、無理に我慢せず整形外科や整骨院に相談してください。頭痛の原因が首の筋肉の緊張によるものなのか、それとも別の原因があるのかを見極める必要があります。特に激しい頭痛や吐き気を伴う場合は、すぐに医療機関を受診してください。
仕事や家事との両立方法
T様のように週3日のパート勤務をされている方は、仕事と治療の両立が課題になります。理想的には毎日通院したいところですが、現実的には難しいこともあるでしょう。
そのような場合は、仕事のない日には必ず通院する、仕事の前後に短時間でも治療を受けるなど、できる範囲で通院頻度を高める工夫が必要です。いわつき整骨院では、患者様のスケジュールに合わせて予約時間を調整しています。
また家事についても、完璧を求めすぎないことが大切です。掃除や洗濯は家族に協力してもらう、買い物はネットスーパーを利用するなど、身体への負担を減らす工夫をしましょう。治療期間中は「しっかり治すこと」を最優先に考えてください。
交通事故治療に関するよくある質問
整骨院と整形外科の違いは何ですか
整形外科は医師が診察を行い、レントゲンやMRIなどの画像診断、投薬、注射などの医療行為ができます。骨折や脱臼など、手術が必要な怪我の治療も行います。
一方、整骨院は柔道整復師という国家資格を持った施術者が、手技や物理療法により筋肉や関節の治療を行います。日常的な施術を通じて、身体の機能回復を図ることが主な役割です。
交通事故治療では、両方の特性を活かすことが最も効果的です。整形外科で定期的に診断を受けながら、整骨院で集中的に施術を受けることで、医学的な管理と実際の症状改善の両方を実現できます。
事故から時間が経っても通院できますか
交通事故の症状は、事故直後には現れず、数日後に出てくることがよくあります。しかし事故から時間が経ちすぎると、その症状が事故によるものだと証明することが難しくなります。
一般的に、事故から2週間以内に症状が出た場合は、事故との因果関係が認められやすいとされています。そのため新たな症状が出た場合は、できるだけ早く整形外科を受診し、診断を受けることが重要です。
T様のケースでも、首のレントゲンは撮影済みでしたが、腰の症状については事故から1週間以内だったため、すぐに整形外科で腰のレントゲンも撮ってもらうようお勧めしました。
治療期間はどのくらいかかりますか
治療期間は事故の大きさや症状の程度によって大きく異なります。軽い追突事故であれば1〜2ヶ月、中程度の事故では3〜4ヶ月、重度の事故では5〜6ヶ月程度かかることが一般的です。
T様のケースでは、高速道路での追突で車体後部が損傷するほどの事故だったため、3〜5ヶ月程度の治療期間を見込んでいました。ただしこれはあくまで目安であり、症状の改善状況を見ながら柔軟に対応していきます。
重要なのは、痛みがなくなったからといってすぐに治療を終えないことです。完全に可動域が回復し、筋肉の硬さも取れた状態になるまで、しっかりと治療を続けることが後遺症を残さないために必要です。
保険会社から治療の打ち切りを言われたら
治療開始から3ヶ月程度経つと、保険会社から「そろそろ治療を終了してはどうか」と提案されることがあります。しかしこれはあくまで保険会社の都合であり、実際の症状とは関係ありません。
このような場合、整形外科の医師に診断書を書いてもらい、「まだ治療の継続が必要」という意見を保険会社に伝えることが有効です。医師の診断があれば、保険会社も簡単には治療を打ち切ることができません。
いわつき整骨院では、このような状況になった際のサポートも行っています。必要に応じて整形外科への紹介状を書いたり、保険会社との交渉をサポートしたりすることで、患者様が安心して治療を続けられるよう支援しています。
後遺症が残った場合はどうなりますか
十分な治療を受けても症状が完全に消えない場合、後遺症として認定される可能性があります。後遺症の認定を受けるには、最低6ヶ月以上の治療期間が必要です。
後遺症の診断は整形外科の医師が行います。そのため治療期間中は、定期的に整形外科を受診し、症状の経過を記録しておくことが重要です。
後遺症が認定されると、その等級に応じて後遺障害慰謝料が支払われます。ただし後遺症を残さないことが最も重要ですので、いわつき整骨院では初期からしっかりと治療を行い、後遺症のリスクを最小限に抑えることを目指しています。
いわつき整骨院の交通事故治療の特徴
20年の経験に基づく専門的な施術
いわつき整骨院の院長は、施術家歴20年、5万人以上の重症者を施術してきた経験を持っています。その中には交通事故の患者様も数多く含まれており、様々なケースに対応してきた実績があります。
交通事故の症状は一人ひとり異なります。同じ追突事故でも、事故の状況、車の大きさ、シートベルトの有無、事故時の姿勢など、様々な要因によって症状の出方が変わります。
長年の経験により、初回の問診と検査だけで、どのような症状が今後出てくる可能性があるか、どのくらいの治療期間が必要かを的確に判断することができます。T様のケースでも、首の可動域制限の程度から、3〜5ヶ月の治療期間が必要と判断しました。
M式トリプルアプローチによる多角的治療
いわつき整骨院では、M式トリプルアプローチという独自の施術法を用いています。これは筋肉・神経・骨格の3つに同時にアプローチする方法で、一般的な整骨院の施術とは一線を画しています。
交通事故の症状は、筋肉だけ、骨格だけといった単一の問題ではありません。筋肉が硬くなれば神経を圧迫し、骨格のバランスも崩れます。逆に骨格が歪めば筋肉に無理な負担がかかり、神経の働きも悪くなります。
そのため一つの要素だけを治療しても、根本的な改善にはつながりません。M式トリプルアプローチでは、これら3つの要素を同時に改善することで、症状の根本原因から治療していきます。
段階的な治療プランで後遺症を予防
交通事故治療では、症状の段階に応じて適切な治療を行うことが重要です。いわつき整骨院では、初回のカウンセリングと検査に60〜90分をかけ、患者様一人ひとりに最適な治療プランを立てます。
T様のケースでは、まず事故後5日以内の炎症期として、電気治療と冷却を中心に行いました。この時期に無理な刺激を与えると、かえって症状が悪化してしまうからです。
炎症が落ち着いた後は、硬くなった筋肉を緩める治療に移行します。さらに可動域が改善してきたら、正しい姿勢を維持するための筋力トレーニングも取り入れていきます。このように段階的に治療内容を変えることで、後遺症を残さない治療を実現しています。
保険手続きから示談まで完全サポート
交通事故治療で患者様が最も不安に感じるのが、保険手続きの複雑さです。いわつき整骨院では、保険会社への連絡から各種書類の説明、慰謝料の請求方法まで、すべてをサポートしています。
T様のケースでも、初回来院の翌日に保険会社に連絡し、治療開始の了承を得ました。また主婦休業補償や搭乗者保険など、患者様が知らない補償制度についても詳しく説明しました。
さらに治療終了時の示談交渉についても、必要に応じて弁護士を紹介することができます。弁護士特約がある場合は、弁護士費用を気にせず専門家のサポートを受けられるため、適正な補償を受けることができます。
まとめ:早期治療が未来の健康を守る
交通事故に遭った際、最も重要なのは早期に適切な治療を開始することです。事故直後は痛みを感じなくても、数日後に症状が現れることが多いため、必ず医療機関を受診してください。
T様のケースからわかるように、交通事故の影響は首だけでなく、背中や腰など広範囲に及びます。そのため事故から2週間以内に、すべての症状について診断を受けることが重要です。
治療は整形外科と整骨院の両方に通院することで、最も効果的に進めることができます。整形外科では医学的な診断と経過観察を、整骨院では日常的な施術による症状改善を行い、両者を組み合わせることで後遺症のリスクを最小限に抑えられます。
いわつき整骨院では、20年の経験と5万人以上の施術実績に基づき、一人ひとりの症状に合わせた最適な治療を提供しています。保険手続きから治療、示談まで、すべてをサポートしますので、初めての交通事故治療でも安心してお任せください。
ご予約・お問い合わせ
交通事故に遭われた方、身体の痛みでお悩みの方は、いわつき整骨院までお気軽にご相談ください。
いわつき整骨院
住所:埼玉県さいたま市岩槻区本町3丁目3−8
初回のカウンセリングと検査は60〜90分をかけて丁寧に行います。お一人おひとりの症状に合わせた最適な治療プランをご提案いたしますので、まずはお問い合わせください。
交通事故治療は早期対応が何より重要です。痛みを我慢せず、できるだけ早くご相談いただくことをお勧めします。